歴史的建造物『赤水門から~現水門」の『青水門』へ

 ●歴史的建造物としても名高い『赤水門』は荒川の大洪水による水害から東京下町を守る策として「荒川放水路」の開削工事で「岩淵水門」を造って本流〈隅田川)と荒川放水路と分岐した。全体の竣工には20年の歳月を要し、昭和5年に完成。 『青水門』は(旧岩淵水門の老巧化や計画高水位の変更によって、昭和57年に現在の水門が完成し、旧岩淵水門の役割は、新しい水門に引き継がれました。

  ■度重なる大洪水による水害対策として、洪水をいっきに海に流すため、幅500m延長22kmの放水路開削の大規模工事を決定した開削工事が、延べ310万人もの労働人員が働いた放水路工事。

 この大工事完成後旧岩淵水門から下流が2つに分流して隅田川と荒川放水路とに分流した。